寮生活メインの学パラ ―――――・・・今日から寮生活・・・―――――― 虹寮の門前でひたすら頭を下げている綱吉の姿があった。 「ッスミマセン。道がわからなくて・・・」 「まったく、迷子になって1時間も遅れるなんていい度胸だね。」 あのあと何とか自力で虹寮にたどり着いたはいいけど、寮の門前で 仁王立ちをして待っていた寮長の雲雀さんにさんざん怒られる羽目になった。 「本当にごめんなさい。」 「まぁ、今回は初対面だし、大目に見てあげるよ。 でも次からは咬み殺すから覚悟しておいてよね。」 咬み殺すって・・・寮長が問題発言じゃないのかな? と、綱吉は思ったが雲雀の目は本気だったためあえて口には出さなかった。 「はい。・・・気をつけます。」 「じゃあとりあえず寮の中を案内するからついておいで。」 そういって寮の中に入っていった雲雀の後を綱吉は必死について行った。 「とりあえずここが君の部屋だよ。2人部屋だから・・・頑張りなよ。」 なぜがんばりなよ、といわれたのか綱吉はわからなかったため部屋の中を 楽しげに見て回っていた。 犬みたいだ・・・と雲雀は密かに思っていた。 「隣は・・・こっちはまだ空き部屋だね。それでこっちは・・・」 ガチャッ・・・ イキナリドアが開いて人が出てきた。 「あっ!雲雀、それ外部入学の子だろ?」 「うん。それと、僕のこと呼び捨てにしないでよ。」 「わりっ。俺山本武よろしくなー。」 あまり悪かったと思っていない様子に雲雀は静かにため息をついたが それに気づいている様子もなかった。 イキナリでてきてイキナリ話し始めたが彼は笑顔でいい人そうだと綱吉は直感で思った。 何より背が高くて、顔も良くて印象もとても良かった。 なんかこの学校イケメン揃いだなぁ さっきの人もきれいだったし、雲雀さんもなんだかんだでかっこいいし・・・ 「は、初めまして。さわだつなよし、です。宜しくお願いします。」 「同い年だし、隣どおしなんだから敬語とかいいって。」 「あ、・・・うん。じゃあよろしくね。」 第一印象は大事と親にさんざん言われていたので綱吉は頑張って笑顔を作った。 「かわいーのな、ツナって。」 仮にも男なんだからそんなこと言われても綱吉は喜ばない。 綱吉は複雑な面持ちで山本を見る。 「なんかわかんないことあったら気軽に聞けよ。」 逆にすばらしい笑顔で返されて圧倒される。 「ほら、時間ないんだから次に行くよ。」 「は、っはい。・・・またね。」 そのあとは食堂、洗濯場、大広間、などいろいろと案内してもらった。 「明日、くれぐれも遅刻しないように。」 そう言って雲雀は自分の部屋に戻っていった。 綱吉も自分の部屋に戻ることにした。 「はぁ〜疲れた・・・。」 そういいながらドアを開けると・・・ 「よぉ。お疲れさん。」 「え?あなたはさっきの、リボーンさん?・・・なんでここに?」 「そうだぞ。俺とおまえはルームメイトだからな。」 「よ、宜しくお願いします。」 改めて深々と頭を下げる。 「あぁ、宜しく。それと綱吉、なんかの手違いでお前の荷物届いてないぞ。」 「えぇー!?じゃあ俺・・・どうしよう。」 「大丈夫だ。俺が貸してやるから安心しろ。」 「え?本当!?」 「じゃあ、今日は一緒に寝ような。」 なぜかものすごくいい笑顔で言われ綱吉は唖然とした。 母さん、俺のこれからの高校生活は前途多難のようです。 ・・・next・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第2話。結構時間無くて展開が早いかもしれませんね。 書き直しする可能性もありますので・・・勘弁して下さい。