―――――・・・きっかけは・・・――――――








光がカーテンの隙間を通って俺のもとへ届く。


鳥のさえずりも微かに聞こえてくる。


こういうのを気持ちのいい朝とか言うんだろうなあ。




……たぶん。




さっきから動こうにも動けない。



「…ん?」


なんだこの腕は?


とりあえずつねってみる。



「ぃてぇ…」



耳元でささやかれた声ですべてを思い出す。


昨日は俺の荷物が届かず、リボーンのベッドにお邪魔したのだった。



「おは…ょぅ?」



振り向けば寝起きの顔。


以外と睫毛長いんだぁ…ん?



徐々に迫ってくる顔に違和感を感じて逃げようとしたその時、腰をがっちり
つかまれ、リボーンの形の良い唇が俺のそれと重なる。



「んっ…!?はな…しっ…」


離れようにもリボーンに固定され体はびくとも動かない。


舌が侵入し何か胸の奥でうずくものを感じ、さすがにヤバイと思い
咄嗟にリボーンの唇を噛んだ。


「っ…!?」



それに驚いてかリボーンはやっと綱吉を開放した。


「はぁ…ッ…はっ…」



しばらくの間新鮮な空気を吸えなかったで、綱吉は深く深呼吸を繰り返した。



そして生理的に流れ出した涙をぬぐいもせず綱吉はリボーンを精一杯睨んだ。






「…悪い。」



リボーンはそう一言だけいってバスルームへと向かっていった。



なっ!?なな、な、なんで!?キ、ス…初めて…だったのに。




生まれて初めてしたキスがディープキスでしかも男と、
という事実を受け入れられず綱吉はただ呆然としていた。




しばらくたってリボーンがバスルームから出てくると
普段のの髪型と、制服になって現れた。

「早く準備しねぇと遅れるぞ。今日は入学式、だろ?」

と、いつも通り(といっても知りあったっばかり;)の態度をとられて
綱吉は我に返って、顔を赤く染めながらも学校へ行く準備をしたのだった。














もしかして、あいつ寝ぼけてた・・・だけ?

寝ぼけてた?

俺のファーストキス・・・。


体育館に着いてからもずっとその疑問が頭から離れずに綱吉は考え続けていた。




その間も着々と式は進んでいく。


くっそ・・・寝ぼけてたとか、ふざけるな。

どうしてくれんだ、俺の人生に1度しかないファースト・・・

いや・・・あんなのはキスじゃない。事故だ。そう、事故だったんだ。



と言う具合に開き直っていると聞き覚えのある声が聞こえてきた。


改めてステージの方を見てみるとそこにいたのは、今一番見たくない顔。

なにやら新入生代表の挨拶をしているようだ。



新入生代表かぁ・・・って、え!?

新入生代表の挨拶と言えば学年トップの人がするわけで、

リボーンて頭良かったんだ・・・。



「〜〜・・・最後になりましたが、・・・1−Aにはいる沢田綱吉は俺の物だ。
手ぇだしたらどうなるかわかってんな!?
・・・・・・以上を持って新入生代表の挨拶とさせていただきます。」



ッ・・・・・・!!!??????? はぁ?
何だ今の!?

何か俺の名前出てこなかったか??

今俺があいつのこと考えてたからきっと幻聴が聞こえたんだ。うん、きっとそう。

と、必死で思いこもうとしてみるが周りの生徒達がしきりにどんなやつか
見たさに綱吉の周りへ集まってくる。

・・・あいつ、ぶっ殺す!!!

密かにそう心に決め綱吉はひたすら耐えるのだった。







・・・next・・・







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話が飛びすぎてゴメンナサイ。
そしてこの先どうなるのか自分でもわからないorz