―――――・・・幼稚園・・・―――――― リボーンが来てからまだ日はたっていないのだが何でもできるリボーンの存在は 綱吉にとって、お兄ちゃんができたみたいだった。 今日は初めて幼稚園まで行くのに、仲良く2人は手をつないで歩いていた。 「幼稚園てどんなところかなぁ?」 ぼそりとツナがつぶやく。 「ガキがいっぱいいんだろ。」 リボーンがそれに冷たく返事をする。 「リボーンは行きたくないの?」 「別に・・・。」 幼稚園が近くなり、周りに園児達をちらほらと見つけるようになる頃には、 ツナの隣にリボーンはいなかった。 他の園児(おもに女の子)に声をかけられ、囲まれたリボーンの隣は居心地が悪く 綱吉は奈々の方へと逃げたのだ。 「リボーンちゃんさすがねぇ。」 と、のんきに語る奈々にツナは少しイラだった。 まだ自分がいらついてること自体気づいていないツナは一人もやもやした感情に とまどっていた。 リボーンはこれから、いっしょにいられなくなっちゃうのかな? そう思うと少し寂しくなって奈々の手を少し強く握った。 入園式はすぐに終わった。 ツナとリボーンは残念ながら同じクラスにはなれなかった。 ツナはまたここでリボーンとの距離を感じ、悲しくなった。 奈々はこの後保護者の話し合いがあるため、もう少し時間がかかるらしい。 『リボーンちゃんといっしょなら先に帰っていていいから。』といっていたがリボーンは 未だ女の子達から解放されず、綱吉は奈々を一人で待つことにした。 リボーンってもてるんだ・・・ やっぱかっこいいもんなぁ。 そんなことを考えながら外を見ていたら、なんだか眠くなってきた。 「・・・ナ。・・・ツナ。・・・・・・オイ、ツナ。」 目を開けるとそこにはリボーン。 「んー?」 寝ぼけているツナが目をこすりながら何事か、とリボーンを見つめる。 するとリボーンはなぜか目をそらしながらつぶやく。 「・・・そろそろ帰るぞ。」 「うん。・・・あれ?リボーン、女の子達は?」 きょろきょろとまわりを見渡すが周りに人はほとんどいない。 「・・・どうでもいいだろ。」 相変わらずさらりと言い流し、リボーンは綱吉の手をつかむ。 そして奈々の元へと2人は歩き出す。 「リボーンってやっぱりかっこいいんだね。」 「・・・は?なんだ、いきなり。」 わずかに動揺したリボーンを見て、綱吉は少し笑う。 「だって、モテモテだも・・・いひゃい、いひゃいぃー」 モテモテだもんね、と言おうとしたらほっぺをイキナリつねられた。 片手はまだつないだままだったため痛みは半減。 「本当のことなのに・・・。」 ほっぺをさすりながら少し恨めしそうにリボーンをにらんでみる。 ・・・が、にらみ返されうつむく。 「・・・オレはその他大勢の何人にモテたってうれしくないんだよ。」 「そのたおおぜい??・・・なにそれ?」 おいしいの?と、までいきそうな勢いで聞いてくる。 リボーンはため息を一つ落として「もういい。」と、あきれ顔でつぶやいた。 「オレはね、リボーンが一番だよ。」 なにを思ったのか綱吉が笑顔でリボーンに言う。 イキナリ突拍子もないことをいうのが子供の悪いところだ。 リボーンはまともにツナの顔を見れず、目を泳がせた。 黙り込んだリボーンの顔をのぞき込もうとすると、赤く染まる頬が見えた。 「・・・おれもだぞ、ツナ。」 ようやく顔を綱吉の方に向けたと思ったら満面の笑みで、今度は綱吉が赤くなる番だ。 その後ちょうど総会が終わった奈々が赤くなっている二人を見て 「あらあら、仲良しね。」とつぶやいた。 ・・・end・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リボツナ・・・ツナリボ??どっちでもいい!!!! リボーンは幼稚園に行くことで綱吉と2人だけの時間が削られるからいやだったんです。 女の子達には好きな子いるからの一点張りで逃げ切りますよww