―――――・・・誕生日会・・・――――――











「明日はお誕生日会だね」

そう言いながら綱吉は笑顔でリボーンの方を見る。
滅多に主役になれないため今回ばかりはとても喜んでいた。


10月生まれ、それはリボーンも同じなのだがリボーンは気にもとめている様子はなかった。

「そういえばいつもはクラスごとだが10月生まれはオレとおまえだけらしくてな、
体育館で2クラス合同で行うらしいぞ。」


「・・・ごーどー?」

いつも難しい言葉はさけているのだが、リボーンにとって簡易だとおもっている言葉も
綱吉にとっては難しいようだった。


「ごうどう、いっしょにってことだ。」


にやり、と口の端をあげる。


「へぇー。じゃあいっしょだね。」

だからそう言っているだろ、というつっこみはらしくないので短く返事をした。


「ああ。」









体育館にみんなが集まっている中、中心にいたのは綱吉とリボーン。

ほとんどの女子がリボーンに夢中だ。


先生方は園児達にケーキを配っている。


なんか、結婚式みてぇーだな。


と、リボーンは密かに思っていたが、口には出さない。


はっぴばーすでーとぅーゆー♪


園児達の無邪気な声が体育館に響く。

綱吉はうれしそうに一緒になって歌っていた。


そんな綱吉を見て、リボーンは微笑むばかり。





そして誕生会のなかばケーキを食べる時になれば園児達は夢中になって頬張っていた。

もちろん綱吉も例外ではない。


「りぼぉんおいひいね。」

「・・・飲み込んでから話せよ。」


リスのようにほっぺをふくらませもぐもぐと、動かしている様は
余分な感情を抜いてもカワイイと思う。


「綱吉、ついてるぞ。」


どこに?と、聞こうとリボーンの方を向けば口元をなめられる。

「ひぃぇ?」


「甘い・・・な。」




そう一言放ったリボーンは今日一番の笑顔だった。




綱吉はそんなことも気にせずケーキに夢中だった。


















・・・end・・・







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハイ、綱吉はまだキスとか恋人とかぜんっぜんわからないので
リボーンの行動は気にもとめていません。






back next next