蜜紅から貰った小説です♪
ディノ×骸ですよww






―――――・・・甘く誘われ、爽やかに酔えば・・・――――――




バタッ・・・。


「おいっ!!骸!!」


男の声がしたがそれどころではない・・・。

頭が痛い・・・。

体中が麻痺しているように動かない・・・。




――――次の日――――


「大丈夫か??」

窓の明るい光で僕は目を覚ました。
見上げると底にはキャバッローネのボスがいた。

「お久しぶりですね・・・。キャバッローネの跳ね馬・・・。」

あまり顔は覚えていなかったが腕に鮮やかに彫られているタトゥーで
跳ね馬のディーノだと把握した。


「昨日からずっと目ぇ、さまさなかったんだぜ。心配したよ。」


「そうですか・・・。
・・・なぜ僕は倒れたんでしょうか??覚えていないんですよ。」


「俺はツナの指示で中国に行ったんだよ。まぁ、下調べってとこだな。
したら、お前が血だらけで倒れてたんだ。」


「それはありがとうございました。
・・・でも、あなたは僕を警戒しないのですか??のっとられますよ??」


うっとうしい男を近づけないために笑顔でにらみつける。
いつも人と距離を置くために・・・。

「お前はしないよ」

「・・・。」


驚いた。なぜ・・・。


「こんなに弱ってちゃ力も使えねーよ。歩くのも大変だって言うのにな。」


「クフフ。流石、キャバッローネのボスですね。」


僕は少しホッとした。

なぜだかはわからない・・・。


「それはドーモ。なんか食うか??俺が作ってやるよ。」


「別にお腹すいてません。」


「うそつけ。お前ずっと食ってないだろ。」


空腹を見透かされた悔しさと同時にやはり・・・空腹だ。


「少しなら食べましょう。」


そういうと跳ね馬はニカッと笑って見せた。


「素直じゃねぇなぁ・・・。んで何食うんだ??」


「・・・オムライス・・・。」

頭にパッと浮かんだものをそのまま言った。

「オムライス??ははっ。意外とカワイイの頼むんだな(笑)」


「クロームが・・・美味しいから骸様も一度でいいから食べてって言われたんです。」


「クローム・・・。あぁ。ツナん家で食ってすげーハマってたって聞いたなー。
わかった、オムライスな!!待ってろよっ」


跳ね馬はそういってキッチンに向かっていった。



(跳ね馬・・・ディーノ・・・。)


「ふふ〜ん〜ふ〜ん♪」

跳ね馬は機嫌良く歌を口ずさんでいる。

(料理ができるとは・・・。)

「よっと。できたぜ。骸っ」

皿には当たり前だがオムライスがのっている。

「・・・いただきます。」

「どーぞどーぞっ」

跳ね馬はさっきの倍はニコニコしている。


「まぁまぁですね・・・。」


「ほんと素直じゃねぇなぁー。ちったぁ素直になれよー??」


「じゃあ美味しいです。」


「じゃあって・・・。まぁいいや。それじゃあ少し休めよな。」


「もう大丈夫です。ありがとうございました。」

早くこの男の側から離れたかった。

フラッ。

一瞬めまいがしてクラつく。

「あっ!!おいっ!!」

ドサッ

(え・・・?あ・・・///)


僕は跳ね馬に抱きついていた。
顔を上げると跳ね馬は心配そうな顔で僕を見ていた。

「大丈夫・・・か??」

「すみません・・・。少しフラついたようです・・・」

「ほら、寝てろっ」

僕は渋々ベッドに横たわった。


(なんで跳ね馬に抱きついてしまった時にこんなに顔が熱くなったんでしょう・・・///)


「ほら、水。」

「ありがとうございます・・・」


ふわぁ・・・


水を差し出されたときにほんのり香りがした。


「チョコレートの香り・・・??」


つい口に出してしまった。

「あ、匂いした??俺の香水だぜ。いい匂いだろっ??」


「チョコレートの香水ですか・・・。変わってますね。」

「骸も香水つけてるだろ??檸檬の香りか・・・??お前らしいなっ。」


「犬と千種が僕の誕生日に買ってきてくれたんです。」


「檸檬ね・・・。」

「・・・??」

「・・・」

跳ね馬は黙り込んだ。


「なんですか??」


「お前・・・チョコレート好きだろ??」

「えっ??あ・・・はい。」

「骸ー。口開けろ。」

「え・・・??」

「だーかーらっ!!いいから口開けろって!」

僕は口をおそるおそる開ける。

ポイッ。

・・・口の中に何か甘いものを入れられた。
チョコレート・・・??


「チョコレート・・・」


「これ結構高いんだぜ??これでお揃いだな♪」


「はっ!?何言ってるんですか!?」

跳ね馬はさっきからウザイくらいニコニコしている。

「いいじゃんか♪チョコレートいい匂い♪」

そういって僕の首筋に鼻をあてる。

「ちょっ///やめてくださいよっ!!離れてください!」

跳ね馬の顔を無理矢理どける。この男のやることはよくわからない。
しかもこんな男に赤面してしまった。

「いいじゃんか??」

「いやです。そこらへんの女にでもしてください。」

「骸だからするんだろ??」

「は・・・」

急にまじめな声になったと思ったら意味不明なことを言い出した。

僕だから・・・??

「俺・・・マジだから。」

「い・・・意味わかりません!」

「単刀直入に言うと骸のことが好きだって話だよ。」

「本当に・・・///なんなんですか・・・??」

「骸・・・。」

悲しげな表情で見つめる跳ね馬に僕の顔がみるみる赤く染まるのが自分でもわかる。

「僕は・・・あなたのことが嫌いです。///でも・・・オムライス・・・
また作ってくれるならここにいてあげます・・・///」

「え・・・俺の側にいてくれるのか・・・??」

「オムライスとチョコレート食べるだけですからね??///」

「マヂ!?」

跳ね馬は一瞬にしてパアっと笑顔になる。

「やっぱりチョコレートの香りがしますね。」

そう言って跳ね馬の顔を見上げた瞬間にイキナリ抱きつかれた。

「ほら!」

「なっ・・・??」

「チョコレートと檸檬が混ざったぜ??」

「ほ・・・本当にバカな男ですよ・・・。でも前ほど嫌いではない・・・。」


少しは跳ね馬の前で笑顔になれたはず。





もう少し・・・この甘酸っぱい香りに酔えば、

また一つ・・・素直になれるはずだから・・・




少しだけ待っていてください・・・跳ね馬・・・。










・・・end・・・






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とてもすばらしい小説をありがとうございますww
マイナーなCPも蜜紅にかかればメジャーになるのも夢じゃない!!藁